ブレーマーハーフェンの港に係留されているU2540潜水艦は、当時としては最新鋭の潜水艦で、その後の潜水艦のモデルともなったもので、特に水中の高速航行が優れており、大容量のバッテリーを搭載、またシュノーケルによってディーゼルエンジンによる水中航行を可能とした。
潜水艦「ヴィルヘルム・バウアー」は一度も戦闘に参加したことがなく、第二次世界大戦の終わりに乗組員によって自沈したが、1957年に回収され、改造後はドイツ連邦海軍の訓練艦として使用され1982年3月15日に退役した。
そして、改修後の1984年4月27日から技術博物館としてブレーマーハーフェン港に係留されている。
入口は艦首からで、入ると右手に受付、左手に魚雷発射室がある。
上掲載写真3枚は、パンフレットから。 左から製造されている時、引き上げられた時、改修している時。
士官室 広く快適な様子。
乗組員室にもヒーターが完備(左) 右は無線室 全体に木製で綺麗、潜水艦とは思えない。
娯楽室と右は調理室
床下の大容量のバッテリーと制御盤
深度計、圧力計などメーターが沢山、エアーバルブも沢山あります
指令室 海図、作戦テーブル 右端の筒状の物が潜望鏡
指令室の中央に潜望鏡と右の緑の梯子は艦橋に上る梯子。
エンジン室
エンジン室
艦尾に向かって写しているので、左右反対に見えるが、緑色が右舷、赤色が左舷の操作盤です。
艦尾操舵室
エンジンの排気管
※上4枚の掲載図・写真はパンフレットから。
u2540-boot-wilhelm-bauer U2540 https://u-boot-wilhelm-bauer.de/de/
Germany
U2540-boot-wilhelm-bauer
2019.5.21
U2540 ブレーマーハーフェン訪問記