Germany
U995は、1945年までに合計693台が完成したVII C型で、1943年9月16日にハンブルクのブロム&ヴォスで任務に就いた。終戦の1945年5月8日にノルウェーのドロンテイムで退役するまで、U 995は主に北海で輸送隊や出航隊、治安部隊に対して配備されていた。
その後、1947年、U 995は他の2隻のVII Cボートと共にノルウェー海軍に引き継がれられた。ノルウェー海軍退役後、ノルウェーから返還されて改修し1972年3月13日、U 995はラボエ(ドイツ語読みラヴー)に移され、ドイツ海軍記念館の前のビーチに技術博物館として置かれている。
艦内はかなり整備され、狭い割には配管や計器類が整然と並び分かりやすい。映画「Uボート」で観る艦内と変わりない。外観も艦底まで観れて触れるので構造が分かった。Uボートファンならぜひ見学したいUボートである。
キール中央駅からバス(D2乗り場)で、ラヴー港で下車、海岸沿いを徒歩15分、高い塔のある海軍記念館の前の砂浜に展示してある。丁度、ドイツ海軍の士官達の見学があった。
海辺のリゾート地のようで、夏はかなりの賑わいがありそう。帰りはラヴー港から船でキール湾のいくつかの街に寄港しながらキール港まで行くので、楽しみながら帰ることが出来た。
艦尾の操舵とスクリュー 右は海軍記念館の銘板
霧が出てきて霞みます。艦尾が入口です。
入口を入ると艦尾魚雷発射室 続いて電気室
エンジン室と右舷操作盤
左舷操作盤と乗組員の居住区
調理室と 右はトイレ
指令室
手前の丸いのが羅針盤
海図と作戦を練る机
右の黒い筒が潜望鏡
丸いハンドルがあるところが操縦席、緑色が右舷で、赤色が左舷をコントロールする。
艦橋に上る梯子 右は注水・排水バルブ。緑色が右舷用で赤色左舷用
無線室&ソナー室
艦首魚雷発射室
海軍記念館に士官たちが来ていた。
海軍記念館 地下は殉職達の神聖な場所になっている。
海軍の歴史と歴代の海軍旗がある。
向かいの平屋の館内には軍艦の模型がある。
博物館のパンフレットから↓
U-995-technisches-museum 技術博物館
U995 https://deutscher-marinebund.de/marine-ehrenmal-u-995/technisches-museum-u-995/
Das-Boot-top
2019.5.20
U995 キール ラヴー 訪問記
U-995-technisches-museum