An Kushiro-Taiheiyo coal mine 1999.2

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釧路 太平洋炭鉱  1999.2


21世紀には、日本の石炭(炭鉱)は無くなる。」こんな見出しの新聞記事があった。私は1987年の三井砂川炭鉱の閉山前の様子を取材したことを思い出し、日本の北の端と南の端にある2つの炭鉱に出かけることにした。とり合えず、寒い時期は、寒いところへと、19992月に太平洋炭鉱を取材した。

 釧路市役所の労政課の担当者に予め連絡を入れておいたので、太平洋炭鉱の取材は支障なく許可も取れて、炭鉱の広報担当者から説明を受け、施設を案内していただいた。

 炭鉱は近代的な設備で、オートメーション化した、大きな地下工場そのものであった。釧路市から、太平洋に向かって海底の炭層から採炭している為、太平洋炭鉱というネーミングがついたようである。そして、もはや、ツルハシやシャベルとトロッコという昔の炭鉱のイメージはまったく無い、炭鉱マンもお揃いの制服で、カッコ良い。

 私は、2月の凍りつく寒さの中、釧路の広い炭鉱施設を歩き回ったが、「閉山」ということを感じることは無かった。19992月記

I read the newspaper article which Japanese coal did not have in the 21st century. There are two coal mines in a Japanese north edge and a south edge in Japan now.
And I collected data on Pacific coal mine in Kushiro-city, Hokkaido of a north edge in February, 1999.

It was the big underground factory itself where the Pacific coal mine automated it with modern facilities.

I seem to have been accompanied by Pacific coal mine and a name to say there was a vein of coal in the bottom of the sea which faced the Pacific from Kushiro-city, and to do a coal mining from this coal bed.
And, with the uniform that the coal mine man which there is not at all is already matching as for the pickaxe and the shovel and the image of an old coal mine of a truck, a parenthesis is good.

I walked around a large coal mine institution of Kushiro in cold to be frozen hard of February, but did not need to feel that I say "closing a mountain".

<太平洋炭鉱>

太平洋炭鉱(たいへいようたんこう)は、北海道釧路市にあった炭鉱である。

1897に前身の安田炭礦が採掘を始め、1920に太平洋炭鉱となる。閉山までの82年間で、採炭量は1トン以上となった。採炭の多くを海底の炭層から行っていたため、「太平洋の海底炭」というネーミングで宣伝し販売をしていた。主に道東方面での消費が多かったが道南などにも販売していた。道内の多くの炭鉱で落盤やガス爆発、坑内火災などの悲惨な事故が発生していたが、太平洋炭鉱は19548月のガス爆発事故以外に閉山まで大事故を起こすことが無かった炭鉱としても知られる。
2002130閉山し、関連会社を含め約1500人が解雇された。閉山後は、地元の経済界などが出資した釧路コールマインが採炭事業を引き継ぎ、年間70万トンの採炭をしている。

釧路炭鉱;http://www.946sekitan.com/tankou/rekisi.shtml

釧路コールマイン;http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/0210/html/t02.htm




     大きなボタ山              炭鉱の入り口ゲート

 

       坑内電車                           労働組合事務所

 

 鉱業所入り口



資材や石炭を運ぶ坑内電車&斜抗入口

 

 

 

 

選炭工場&貯炭場

 

貯炭場から石炭を運ぶ電車

 

 

炭労太平洋炭鉱の旗がはためく組合事務所・炭鉱神社・炭鉱住宅


<坑内で石炭を掘り出す>
 幅広の石炭層のところでは石炭層が崩れないように機械で押さえ、ドラムカッターで削り取る。また、狭いところでは鋭い刃のついたドラムカッターで掘り進む。

 

 

 

<炭鉱マン>
 ヘルメットライトのバッテリーを交換したり、雑談や休憩をとる炭鉱マン

 

 

 

  

<入坑・昇抗>
待機中の炭鉱マンは、「イイカ、ヨシ」の掛け声を合図に入坑する。ここ太平洋炭鉱はエレベータではなく、斜坑の人車での入坑である。入れ替わりに仕事を終えた炭鉱マンが昇坑してきた。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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