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Hiroshima Atomic Boob Dome
Hiroshima Atomic Boob Dome

194586日午前815分、広島は世界で初めて原子爆弾による被害を受けた。町はほとんどが破壊され、多くの人々の命が奪われた。そして、生き残った人も心と体に大きな痛手を受け、今なお苦しんでいる。

広島に投下された原爆は長さ3メートル重さ4トン、約50sのウラン235が詰められていた。これは、高性能爆弾(TNT火薬)の16千トン分に相当するエネルギーを放出した。その内訳は爆風50%、熱線35%、放射線15%で、これらが複雑に絡み合い大きな被害を起こした。
 強烈な熱線と爆風は、爆心地から2q以内にあったほとんどの建物を破壊し、焼きつくし、放射線による急性障害が一応おさまったとされる194512月末までに約14万人の命が失われた。

現在、平和公園には当時の遺品や写真の展示、そしてジオラマやビデオによる再現で伝える「広島平和記念資料館」。また、平和祈念・死没者追悼空間を設けて、原爆死没者の氏名と遺影の登録及び被爆体験記、手記などの収集保存を行っている「国立広島原爆死没者追悼平和記念館」がある。そして、元安川を挟んだ北向かい側に「原爆ドーム(元広島県産業奨励館)」が永久保存されている。

広島 原爆ドーム

爆心地点を示す赤球

2006.1.28

広島平和記念資料館
http://hpmmuseum.jp/

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死没者追悼空間