General summary
Areas affected
by Fukushima nuclear accident
Japan
2022.10.26~27
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米空母 ロナルド・レーガン「トモダチ作戦」放射能の影
東日本大震災で救難活動「トモダチ作戦」にあたった米軍の原子力空母ロナルド・レーガンで従事したアメリカ兵らが、放射能被ばくの影響とみられる様々な病で苦しんでいる現実がある。
現在、彼らは東京電力などに対して救援資金設立を求める訴訟を起こし、原告数は400人を超えています。現時点での死者は9人に達しているが、訴訟の行方はまだ見通せていません。(2018年)
「トモダチ作戦」※関連新聞記事&朝日新聞出版の最新報告※タッチするとサイトに移ります。
東日本大震災11年7か月を経過して!(総括) =4度目の被災地訪問=2022年10月26日(水)~11月1日(火)
2011年3月11日 14時46分に発生した東日本大震災。あれから11年7か月、私は4度目の被災地に入った。各地の復興はどうなったか?住民は戻ったのか?
住宅は朽ち果て、人はいない。富岡町では約9割で避難指示が解除されているが、居住者は15%(2022年1月現在)中間貯蔵施設用地のある大熊町の居住者は今年6月時点で374人(震災時点の3.2%)今年7月に一分解除(JR大野駅周辺、町の面積の1割程度)され、期待されるが…。
富岡町、大熊町、双葉町では国道からの脇道は依然として通行止めが多い。常磐線の新しい駅は建設されたが、駅前に人もいなければ商店もない。唯一双葉駅前には町役場が新築されていた。帰還できない住民がいる中、インフラや公共機関、商店、病院などを併設したコンパクト化した町の建設が進む。福島県に限らず、津波で被災した宮城県、岩手県も同様である。(話は違うが、財政破綻した北海道夕張市のコンパクトシティを思い出した。)
福島原発事故の後、首都圏では計画停電、電車・駅・商業施設の節電をしたが直ぐに元に戻り、明るすぎるほどに電気がついている。そして、ロシアのウクライナ侵攻、世界的なエネルギー事情により、原発の再稼働を推し進めている、政府のやり方は短絡的だ。
双葉町の東電の廃炉資料館では東電の責任を感じさせる展示や廃炉に向けたスケジュールが示されているが、福島原発事故=廃炉処理も計画通りには進んでいないし、解決もできていない。
帰れなくなった住民、亡くなった方、死んだ街。現状はそのままだ。
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東日本大震災 総括 2011年3月11日から11年7か月